フラワーデモに加害者が参加していたことについて
- N
- 投稿日:2024年8月10日 14時38分
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私は小学校低学年〜ハイティーンにかけての10年以上にわたって、同性の親族(女性)から性的虐待を受けていました。成人したいまも後遺症に悩んでおり、女子トイレで不安を感じたり公衆浴場を避けたりしています。同性から軽く手や肩に触られるボディタッチも悪気がないのはわかっていても怖いです。
もう数年前のことになりますが、加害者が地元で行われたフラワーデモに参加していたことを知り、憤りをおぼえました。
彼女自身に性被害体験があることは知っています。彼女の被害体験について私は繰り返し聴かされており、彼女を気の毒な人だと思っていました。どんな小さなことでも拒もうとすると、彼女は「お前も私を傷つけるのか!信じてたのに!裏切るのか!」と怒り、ときには身体的な暴力もふるいました。反対に「見捨てないでよー」と私の洋服にしがみついて泣き出してしまうこともありました。そういったことの積み重ねで少しずつ心理的な支配が強まっていったように思います。
彼女がデモに参加したと知ったとき、私はまず動揺しました。そして憤ってもかまわないのかどうかとても迷いました。彼女の加害の事実をもって被害者としての側面を否定してしまうことになるのではないかと思ったからです。私は自分がどうしようもないミソジニストだと感じ、ずっと己を恥じています。それでも、怒りがわいてくることを止められないのです。
心の悩みをネット上で打ち明けるときまって、カウンセリングに行くことをすすめられます。親切なアドバイスはたとえ知らない人からでも、気にかけてもらえていると感じて嬉しいです。でも、私にとっては年上の女性と扉のしまった小さな部屋で一対一で向き合って過ごすという状況そのものがフラッシュバックの引き金となる。だからといって男性のカウンセラーを希望して奇妙に思われもしかしたら問いただされ、自分が「女に犯されて(直接的な言い回しでごめんなさい。でもあれはまさに侵襲でした)、擬似夫・擬似彼氏にされた女」であることを知られてしまうのも怖い。なかなか踏み出せません。私は虐待以来、自分が普通の女の子とはちがう「若い女の姿かたちをした化け物」になってしまったと感じています。
これを書いてどうしたいのか、自分でもよくわかりません。彼女への怒りをもつ自分を肯定してもらい「あなたはミソジニストじゃないよ」と断言してほしいのか、あるいは子ども時代の私が彼女を拒めなかったことについて責めないで寄り添ってほしいのか、はたまた「そんな奴とっとと告発しちまえ!」と煽ってほしいのか。本当は相談というより、気持ちを吐き出し、自分の存在をインターネット上に刻みつけたいだけかもしれません。ごめんなさい。
コメント一覧(1)
竹内 里香
ママと子のいい加減探しのお手伝い
Nさん、こんばんは。
投稿、拝見いたしました。
読んでいて、私にも強い怒りが湧いてきます。
Nさんも書かれているように、巧みな『心理的な支配』で虐待の状態から逃げられなくなるのも、よくわかります。
私が心の仕組みを学ぶ中で、私の体験をお伝えしてみます。
私は、加害者の中の「過去の傷」や「弱さ」をかわいそうに思う気持ちが強かったです。なので、怒り切れない状態が続きました。学びを続ける中で、その『加害者の過去の傷や弱さ』は、自分の投影であることがわかってきました。
そこで、一番にしたことは、「私」と「加害者」を分けることです。(真に理解するのは、正直時間がかかります。そして、私自身、分離できていないところも、まだまだあることもわかっています)
まずは、分けて、正式に「怒り」を持つこと。
ここから始めたように思います。
デモに参加していたことを知って、動揺して当たり前で、憤ってかまわない。ご自身のために怒りが湧いてきてもいいのだと、ご自身の感情が沸き上がってくることを、Nさんご自身が許せるといいなぁと感じています。
そして、これらを感じる時に、サポートがある方がいいかと思います。
カウンセリングは、会わずに、通話だけで行えます。画面もoffで行えます。
ぜひ、誰かのサポートを受けていただけるといいなぁと、願っています。
竹内 里香
ママと子のいい加減探しのお手伝い
幼い頃から、妙に赤ちゃんからモテました。 いろいろと遠回りをしながらも、やはり赤ちゃんに関わるお仕事に舞い戻ってくる、人生の不思議さを感じています。 心の学びを通して、『今の現実』は私が選んで創り出してきたんだと愕然とし、また壮大さに唖然とするを実感中。でも、「私は、こっちを選ぶんだ!」と心に決めて生きてみると、私を取り囲む世界は、…