マンション大規模修繕工事と心の関係性?
Authorいけのや ゆりこ
- 公開日 2023年2月19日 22時24分
- 更新日 2023年2月19日 23時22分
もう去年の話になるのですが、私が住んでいるマンションで4ヶ月の「大規模修繕工事」がありました
噂には聞いていたのですが、実際にマンション全体の修繕工事というのは精神的にきついものでした
●マンション全体に足場を組んでネットで覆われるので昼でも薄暗い
●職人さんが歩いていたりするのでカーテンも開けられず外も見えない
●塗装のために各部屋の全部の網戸が外されるので窓が開けられない
●マンションの周囲や廊下を職人さんがうろうろしていて安心感がない
●ベランダや廊下から作業音や職人さんの指示の声とかが聞こえてくる
●塗装している期間は塗装の匂いも部屋に入ってくる
●来客用の駐車場が資材置き場になるので使えない
すごく閉塞的な感覚で、自分の居場所のはずなのに落ち着かないし、知らない人が周りをうろうろしているのでどことなく安心感もない…
そして3ヶ月が経った頃、マンション全体を暗く、閉塞的にしていた足場の解体作業がありました
ちょうどその解体作業の日は私は自宅で仕事をしていて、その作業風景がカーテン越しにその見えていました
職人さんたちの見事な早業で足場が次々と解体されていく(これがほんとにすごかった)
と同時に、ずっと覆い被さっていた薄暗いものは剥されて明るくなって、光が差し込んでくる感動!
自分の部屋から景色が見えるようになって視界が晴れた感じ
また、前と同じように外が見えるのがほっとする感じとか、嬉しい感じがあって、あぁいつもの自分に戻ってきた…という感覚がありました
この感覚を感じていたとき、キャラクトロジー心理学でいう防衛反応(ディフェンス)のマスクをかけていたり、感情的反応をしていることでオーラフィールドの歪みや淀みがあるとき、その歪みのフィルターのせいで外の景色がそのまま見えないってこんな感じかと気づきがあったのでした
実際の外の世界は景色や色があるけれど、マンションに足場が組まれてネットで覆われていたらその景色はそのままの形に見えず、限定された感じでしか捉えることができない
外の世界を自分のフィルターを通して見ているのにも関わらず、それが真実!そうなんだ!と勝手に思い込んで、自分の環境や境遇を誰かや何かのせいにしてしまう
あぁ…やってます、私
自分がそのフィルターに気づき、外していく努力が必要なんだと改めて感じた体験でした
自分が見えているその世界が実は誤解のフィルター越しなんじゃないか?と疑問に思ってみると何か発見があるかもしれませんね