愛の場所にい続ける
Author山本 美穂子
- 公開日 2024年5月31日 17時28分
ときどき、芸能人など
有名な方が自ら命を絶った、という
痛ましいニュースが駆け巡ることがあります。
すると、そのニュースを耳にした多くの人が
どこかしら不安を感じたり、
心がざわざわしたりします。
そして色々な報道を見てはさらに混乱し
「なぜだろう」「わからない」というところに
陥ってしまう方も多いのではないでしょうか。
トラウマという観点から見ると、この
「何が起こっているのかわからない」という状況が
トラウマになります。
子どもの頃、傷になった場所というのは
自分に今何が起こっているかがわからず、
それが記憶の中、意識の中、そして
オーラフィールドの中に
残り、傷となるわけですが、
それと同じように、
たとえこのような社会現象であったとしても
(コロナも同じですね)
「何が起こっているのかわからない」という状況は
たとえば日本という民族的に、そして人類的に
それが何であったのかがわかるまで、
集合意識として
記憶の中にホールドされることになるのです。
だから、
「何が起こっているのかわかる時は、多分来ない」
ということも含め、受け入れてゆく必要があると
私は思っています。
そして、自分が混乱していることに気がついたら。
まず、それが感情的反応であることに気づいてください。
そして、
そこに入らないことを「選択」してください。
愛の場所にいること。
愛の場所にい続けることとは、
自分のハートに愛を持ち続けるということと同義です。
誤解されやすいのですが、
「愛の場所にいる」というのは、
どんなひどい人にも愛を向けなさいということではありません。
そうではなく、
あなたに何かが起こり、
混乱し心がざわざわと揺れたその後にも、
自分の内側に愛の暖かさを持っておくということです。
ぜひ、それを意識してみてくださいね。