わからない ということ
Author山本 美穂子
- 公開日 2024年8月1日 9時43分
「わからない」ときの反応が
キャラクトロジーによって特徴的だったので
ちょっと書いてみようと思います。
「わからない」ことを
すごく問題だと捉えて悩んでしまうのが
マゾキストさん。
オーラルさんは、
わからないことで「だから私はダメなんだ」
となり、「わかる」ためにはどうすればいいかが
わからないので、諦めてしまう。
スキゾイドは、
「わからない」ことが多すぎるので
「わからない」に引っかかって
立ち止まってしまうことがありません。
サイコパスは、自分がわからないことが許せない。
わからないとイライラして焦ってくる。
リジットは、パニックになって
凍りつきます。「わからなければならない!
わからなければならない!」
と思えば思うほどわからなくなる。
子どもの頃の私は「わからない」のが嫌で、
図書館中の本を読みまくっていました。
小学校の時など、学校図書館の本を
全部読破したほどです。
しかし、中学、高校と上がっていくと
蔵書の数も増え、ある時に
「世界中の本を読むことは不可能だ」
と悟ったのです。
それからは、「わからなくてもいい」を
自分の中に持てるようになりました。
今は、
「世界はわからないことだらけ」
であることに自分を開き
わからない時には
「ああ、私、わからないんだね」と
「わからない」ままでいることができます。
もしも「わからない」ことで
上記のような感情的反応に陥ってしまったら、
ぜひそれを癒しに役立ててみてください。
「わからない」に引っかかったら、
自分の内側にある
「わからない」ことが傷になった場所に
降りて行ってみるのです。
外側に知識を取りに行こうとしても
その傷が癒えることはないけれど、
その「わからない」「??」を
内側に向けることで、
傷が癒え、あなたの人生の可能性が広がり始めます。