歴史を紐解いてみると見えてくるように、

新しい時代が始まる時

何かが変わろうとする時、

時代は一旦、カオスに入ります。

すべてが混沌とし、ぶつかり合い、

争いもまた活性化する中で、

新しい何かが間違いなく生まれてきます。

コロナ禍に入る少し前あたりから

この傾向が現れてきていたように思います。

 

たとえば江戸時代の書物にも

「今の若い者は...」という記述がある（笑）そうですが、

おそらく“大人”とは、どんな時代にも

考えが凝り固まっていて古いものなのでしょう。

そして

考えが古いということは、

イメージが固定化しているということ。

イメージが固定化すると、「私はこれこれこういう人間だ」という

セルフイメージが強くなり、それに紐づいて

「だから世界は〜だ」という世界に対するイメージが

より強固に作り出されます。

つまり、その人にとっての世界はそのイメージが具現化された世界になります。

 

もしもあなたが今と同じように生きようと思い

そうしてゆくのだとするならば、

いずれ、だんだんに自分自身が追い詰められていきます。

そうならないために理解しなければならないのが、

私たちは、

ずっと同じではいられないということです。

 

私たちは本来変わり続けているし、

変わり続けなければなりません。

そして、変化していくには

今の状況を受け入れた上で

新しい何かをし続ける必要があります。

 

このときに大事なのが、

今、何かうまくいっていることがあるのなら

それをやめて新しいことをするのではなく

時間的にもお金的にもちょっと頑張って

新しいことを始める、ということ。

お金も時間もないからまずはお金を貯めよう！

という方向に走ると、

残念ながら結局は

“貧すれば鈍する”のループに入るだけです。

 

でも、いくらお金を積んでもどんなお金持ちでも

自分の１日の時間を24時間から

増やすことはできません。

ここでどうするか、工夫が必要になります。

「ちょっと漫画でも読もうかな」みたいな

これまでなんとなく無駄に過ごしていた時間を

効率的に使う、また

人に渡してもいい部分の仕事は思い切って手放す。

これができて初めて

その人の器は大きくなり、広がりはじめるでしょう。

 

これから先、これまでの旧態然とした頭では

予想もつかない時代が待っているはずです。

新しい時代、新しい世界の中で

あなたは一体どんな風に生きたいですか？

一人ひとりがそれを

真剣に考えるべきタイミングが到来しています。

「自分は残りの人生をどう生きていきたいのか」を真剣に考え、

新しいことにチャレンジすればするほどに

人生は展開してゆきます。

新しい時代の波にぜひ一緒に飛び乗り、人生を思うように描いてゆきましょう。