かつて私がヒーリングを学ぶ学生だった頃、

師事していたバーバラ・アン・ブレナン女史にこう訊かれたんです。

「あなたの夢は何ですか？」

 

そう訊かれた時、私の中からスルッと出てきたのは

「日本を癒したい」

そんな想いでした。

私は自分を癒したいし、日本を癒したい。

世界ではなく、まずは日本を。

そして日本から世界を癒したい。

そんな想いが自然と出てきたのです。

 

この想いに突き動かされ、やがて

キャラクトロジーを人に教えるようになり

キャラクトロジーを広げるための協会を作り......

もちろんこれらの行動には常に

さまざまな個人的な感情的反応や葛藤が起こってきました。

もちろん大変なこともありました。

でも、そんな時、

「これは日本を癒すことに繋がりますか？ どうですか？」

と、常に自分に尋ねてきたのです。

 

「日本を癒したい」この想いは

私自身が自分を癒し、そして

キャラクトロジーがだんだん広がってきた今でも

時折ふわりと自分の中に上がってくるのを感じます。

 

現在、YouTubeなどには玉石混合さまざまな

スピ的情報や陰謀論、占い、予言、

“世界では実はこういうことが起こっている”情報が溢れていますが、

私は一通り目を通すようにしています。

すると、ちらほらと目に入ってくるのが

“世界を癒すのは日本人である”というような内容のもの。

そのような情報に出会うと、

私の中の「日本を癒したい」想いがまた

むくむくと顔を出すのです。

 

どんな情報をどう受け取るにしろ、一番大切なのは

この地球に住む一人一人が

愛か？分離か？の局面で

何を選ぶのかということです。

愛か？分離か？の局面で

全員が愛を選ぶことができれば、

戦争なんてあっという間に終わります。

けれども

それがどういうことなのかわからないから

誰もが苦しんでいます。

何が正しいのかに固執したり

イメージに囚われ苦しんでいるのが

地球上のほとんどの人の現状です。

 

でも、そうした中で

キャラクトロジーが伝えている

「自分を癒す」こと

「今、自分がどこにいるのか、どんな状態なのかを知る」こと

「今、自分の最善を、ハイヤーセルフを選ぶ」ことは、

日本を癒す前段階として必要な

「自分自身を知り、自分を癒し、

自分の周りに愛や癒しを広げてゆく」という流れに

ぴったり沿っているなと改めて思いました。

 

自分の振る舞い、自分のやっていることを

受け入れ、理解し

それを止めようと決心し、

未来や過去に囚われるのではなく

今この瞬間にあるものをただ受け取り続ける------

そんな人が増えてゆけば

そして

愛か分離かという究極の二元性の選択の時

「愛を選ぶってこういうこと」と

伝えられる人が増えてゆけば

その先には、

すべての人が愛を選ぶ世界が広がることも

不可能ではありません。

 

日本人は、世界の中でも

とにかく意図が強いと言われているのをご存知ですか。

優しく、勤勉で、献身的で、意図が強く

平和を愛する民族。それが私たちです。

私たちから始めていきませんか。

日本から、そんな世界を広げていきませんか。