巧妙に組み込まれたイベント
Author山本 美穂子
- 公開日 2023年7月27日 21時09分
わからないように、気づかないように、
私たちの生活、つまり生きる全てに
たくさんの〝イベント〟が組み込まれています。
それらの目的は何かというと、
〝イベント〟を通して
私たちが人の道を外れていくこと。
たとえば生まれてまもなくから始まり、
母子手帳にも成長のプロセスでの義務のように
ごく当たり前に記載されているワクチン。
多くの人は、何の疑問も持たず
幼い子どもの体にたくさんのワクチンを取り込んでいます。
たとえば私たちは今や
日本中どこに行っても見慣れたコンビニを見つけることができ、
どこにいても同じものを買うことができます。
一方で、地域のお祭りや風習といった
その地域独自のものは少しずつ失われつつあって
今やそれを継承しようという意識までもがなくなってきています。
そしてさらに
新聞もテレビもある意図のもと情報を流し続けています。
それに気づかず新聞を読みテレビを見て
新聞とテレビの言っていることが正しいと信じ続けているのは、
メディアによる集合意識の操作に
一役買っているのと同じです。
「流行っているから」
「みんながそう言っているから」
それは本当にあなたの真実ですか?
私は人生の多くの時間をかけて
自分を癒すことに真摯に取り組み、
その方法を周りの人たちにひたすら伝えてきました。
でも、
今触れたような、
大きな大きな集合意識レベルのことを考え始めると
じゃあどうしたらいいの? と途方に暮れてしまいます。
〝イベント〟は非常に巧妙に日常の中に組み込まれているので、
どれだけ自分を癒していても気づいていないものもあるでしょう。
気づかずに、自分の力を
少しずつ振り分けてしまっていることに気づいて
泣きたくなることもあります。
そのループから抜け出すのは至難の業です。
どれくらい意識的に気づいてゆけばここから抜け出せるのか、
想像もできません。
私が言えるのは、
いかにそういうイベント〟に巻き込まれず参加もせず
日々の生活で幸せを感じながら
愛で生きられるかがポイントであるということです。
私たちにできることは、幸せになることと、幸せに生きること。
何らかの思惑をもって勝手に人生に組み込まれたイベント〟に
知らず知らずのうちに巻き込まれている人生じゃ、だめなんです。
まず、最初の一歩は、
自分が巻き込まれている、ということに意識的になること。
集合意識の形成という観点からも
何かを変えるには
一人ひとりが何を選択し何をするのかがとても大事になります。
そのためにも、「違和感」という直感を大切にしてください。
違和感を感じたら、たとえそれが世間一般では常識であると、
普通で当たり前のことだと言われていたとしても、
ぜひ、自分の直感に従ってみてほしい。
そう思っています。