職場が「嫌!」だけじゃなくなってきた話
Author藤井 寿
- 公開日 2022年10月20日 12時07分
今のパート先に勤めて、もうすぐ1年が経つ。
そこはその前の夏に短期で1か月過ごした場所でもあり、そのとき慕ってくれた年下の女性から、いま長期の募集してますよ~、と声をかけてもらったのがきっかけで、応募して入り直した場所でもある。
仕事を探していたところにこの連絡、しかもとんとん拍子で採用まで進んでいったので、私は内心ノリノリだった。
これでお金も稼いで、ヒーラークラスもいくぞ!と。ヤッター!と。
ところが、改めて採用となり、しょっぱなから、私は短期の時には気にならなかった違和感を感じた。
私は歓迎されていないような気がしたのだ。
空気も重く感じられ、どこか人もよそよそしい。
不安で、人の視線、人がどう思っているかが気になって、誰も信じられない気がした。
そして、職場にはジャッジしか流れていない気がして、居心地が悪くて、ウンザリして。
心は閉ざされていった。
「それはあなたがジャッジしているから」
ある日のプロセスで、美穂子先生に言われておどろきの発見。
私がしているのだった!
自分が普段からしているのは、ジャッジだったのだ。
そして、私が世界を拒絶しているのだった。
「私とあなた(たち)は違う」という上から目線の分離感は、キャラクトロジーでいうところの、スキゾイドの防衛反応だ。
これらのことをもとに、自分の内側で何が起こっているのか、そして体感覚を意識しながら、職場にいてみるようになった。
すると、同じような感じを、これまでの人生のあらゆる場所で感じていたことに気づくようになった。職場で、学校で、教室で、そして家庭の中で。
外は、ない。
私の内面がジャッジの世界なのだ。
周りは敵だらけ、警戒して、自分をなんとか守ろうとしている自分を感じるようになった。
小さな頃から、自分をとりまく世界は、ジャッジにあふれていた。
たとえ非言語でも、こどもは周りの大人たちの間で交わされるやりとりを敏感に感じている。
自分の周りに当たり前にあったジャッジの世界。
模倣し、無意識に取り込んだ側面もあるし、自分を守るために取り入れた側面もあると思う。
ジャッジの下には傷がある。
本当に感じていたはずの、封印された真の感情とともに。
そしてその下には、防衛反応でない、本来のエッセンスが眠っている。
いずれにせよ
私のなかに種がある。
そのことに向き合っていくうちに、ふしぎな現象や変化を、感じるようになった。
少しずつ少しずつ、居心地が悪くなくなってきているのだ。
そして、人の良いところが見えてくるようになってきている。
絶対つながれないと思った職場なのに、何かが変わってきている。
やだな~と思ってたおばちゃんの、長年の才能や頼もしさに素直にすげーと思ったり
イジワルと思ってた人の優しさに、心にポッと、小さなろうそくの火がともるような瞬間を、感じるようになった。
帰り際、お疲れ様ですと手を振ったら、みんなが手を振り返してくれたとき。
感じたやわらかい感覚。
頭の声や理屈とは関係のないところで、起こってくる。
なんだ、これ??
な瞬間を重ねている。
嫌もある。でも、愛もある。
私は今、そのことに気づいて受け入れていっている途中。
自分の中に、大人の自分を育てながら。
私は自分の世界を変えたい。
小さな頃から繰り返し、上書き保存してきた世界しか知らない。
私の知らない世界を見てみたい。
まだまだ道は長いけど。
いつもの職場で、心にろうそくの火がポッと灯る、誰にも気づかれない、そんな小さな瞬間が、私にとっては未知のこと。
遠く遠く、切り離してきた、本当に会いたい自分に、一ミリでも近づいていける気がするから。
⭐気づきと変容のプロセスグループ
https://characterogy.com/curriculum_process/
そこはその前の夏に短期で1か月過ごした場所でもあり、そのとき慕ってくれた年下の女性から、いま長期の募集してますよ~、と声をかけてもらったのがきっかけで、応募して入り直した場所でもある。
仕事を探していたところにこの連絡、しかもとんとん拍子で採用まで進んでいったので、私は内心ノリノリだった。
これでお金も稼いで、ヒーラークラスもいくぞ!と。ヤッター!と。
ところが、改めて採用となり、しょっぱなから、私は短期の時には気にならなかった違和感を感じた。
私は歓迎されていないような気がしたのだ。
空気も重く感じられ、どこか人もよそよそしい。
不安で、人の視線、人がどう思っているかが気になって、誰も信じられない気がした。
そして、職場にはジャッジしか流れていない気がして、居心地が悪くて、ウンザリして。
心は閉ざされていった。
「それはあなたがジャッジしているから」
ある日のプロセスで、美穂子先生に言われておどろきの発見。
私がしているのだった!
自分が普段からしているのは、ジャッジだったのだ。
そして、私が世界を拒絶しているのだった。
「私とあなた(たち)は違う」という上から目線の分離感は、キャラクトロジーでいうところの、スキゾイドの防衛反応だ。
これらのことをもとに、自分の内側で何が起こっているのか、そして体感覚を意識しながら、職場にいてみるようになった。
すると、同じような感じを、これまでの人生のあらゆる場所で感じていたことに気づくようになった。職場で、学校で、教室で、そして家庭の中で。
外は、ない。
私の内面がジャッジの世界なのだ。
周りは敵だらけ、警戒して、自分をなんとか守ろうとしている自分を感じるようになった。
小さな頃から、自分をとりまく世界は、ジャッジにあふれていた。
たとえ非言語でも、こどもは周りの大人たちの間で交わされるやりとりを敏感に感じている。
自分の周りに当たり前にあったジャッジの世界。
模倣し、無意識に取り込んだ側面もあるし、自分を守るために取り入れた側面もあると思う。
ジャッジの下には傷がある。
本当に感じていたはずの、封印された真の感情とともに。
そしてその下には、防衛反応でない、本来のエッセンスが眠っている。
いずれにせよ
私のなかに種がある。
そのことに向き合っていくうちに、ふしぎな現象や変化を、感じるようになった。
少しずつ少しずつ、居心地が悪くなくなってきているのだ。
そして、人の良いところが見えてくるようになってきている。
絶対つながれないと思った職場なのに、何かが変わってきている。
やだな~と思ってたおばちゃんの、長年の才能や頼もしさに素直にすげーと思ったり
イジワルと思ってた人の優しさに、心にポッと、小さなろうそくの火がともるような瞬間を、感じるようになった。
帰り際、お疲れ様ですと手を振ったら、みんなが手を振り返してくれたとき。
感じたやわらかい感覚。
頭の声や理屈とは関係のないところで、起こってくる。
なんだ、これ??
な瞬間を重ねている。
嫌もある。でも、愛もある。
私は今、そのことに気づいて受け入れていっている途中。
自分の中に、大人の自分を育てながら。
私は自分の世界を変えたい。
小さな頃から繰り返し、上書き保存してきた世界しか知らない。
私の知らない世界を見てみたい。
まだまだ道は長いけど。
いつもの職場で、心にろうそくの火がポッと灯る、誰にも気づかれない、そんな小さな瞬間が、私にとっては未知のこと。
遠く遠く、切り離してきた、本当に会いたい自分に、一ミリでも近づいていける気がするから。
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